楽しみにしてたのに、思いっきり遅刻してしまった（爆）
１曲目は「ブラック・バタフライ」だそうです。ベンジーがアコギで一人で演ったそうです。
ＳＨＥＲＢＥＴのアルバム「セキララ」に入ってます。とてもいい曲です。
見てないので･･･くぅ（涙）

その後は「すてきなあたしの夢」「美しいこと」「金の泥」「ＧＡＲＥＧＥ　ＤＲＩＶＥ」と
立て続けに演る。
「青い鳥はいつも不満気」の後が思い出せん･･･すみません。
「悲しみジョニー」は絶品だし、「深緑」はイントロだけで背筋がゾクゾク。
「ペピン」はベンジーが唄うと、会場は大盛り上がり。ま、当然と言えば当然か。
その後「歪んだ太陽」「フリーダム」と続く。
「フリーダム」でベンジーが「ロックンロール！！」と叫ぶと、これまた会場盛り上がりまくり。

その後メンバー紹介。そして「波動」。
「波動」はＡＪＩＣＯの全てが詰まっている、いい曲だと思う。
ＵＡが『ねぇ聴いて　新しい波のリズムを』と訴える。
それに応えるかのようなギターを掻き鳴らすベンジー。ＴＯＫＩＥのベースが体を揺らし、
椎野さんのドラムが胸を打つ･･･。

そしてアンコール。
ＵＡが「この公演もあと２回で終わるけど、頑張るわ」みたいなこと言っていた。
そして「庭」をベンジーのアコギだけをバックに唄う。これまた素晴らしい。
最後は「カゲロウソング」。
既報道のとおりであれば、ＡＪＩＣＯはこの後しばらく活動しないことになるだろう。
今、自分達が見ているのは、まさにカゲロウのようなバンドそのものなのか。
カゲロウは成虫になってからの命が大変短いという。
ラストにこの曲を持ってきたのは、暗示なのだろうか？

いや、そうではない。
この唄の歌詞には「道の終わる場所へ」から「道の始まる前に」とある。
そして「ねぇ今日もカゲロウを見つけたよ」とある。
ここで活動が終わっても、その先が必ずあることを期待させる歌詞だと思う。
それは決して色褪せない、カゲロウのような白く透き通るような美しい音楽なのだろう。
そんな音楽を２回も聴けて、本当に良かった。
今度は何処で彼らに逢えるのか･･･限りない期待を抱き、ＮＨＫホールを後にした。
長文読んでくれて感謝。