下剋上エクスタシー@北海道厚生年金会館(6/5)

DELTA@林檎遊戯さんのライブレポート

ついに待ちに待ったこの日がきた。。。
前日から体調を崩し発熱している状態ではあったがこの日ばかりは寝ている場合ではない。(この時の体温37.8℃)

今回のライヴでの私の関心事は
「果たして俺は何回涙を流してしまうのか?」
「村石さんのドラムが生で聞ける!!」
「亀田さん。。。以下同文」
「私の体温は何処まで上昇するのか?」(笑)
こんな感じです。。。

タクシーで現場に向かう私の目に明らかにダフ屋と思われる人々が街角に立っているのが目に入ってくる。。。
開場30分前厚生年金会館に到着。
とりあえず会場の前で座り、今回一緒にライヴへ行く事になった“たらばねこ”さんと“看護婦探し”を実行!(笑)
早速、4名ほどの“エセ看護婦”を発見! しかもナンパまでされている。。。
しかし若い女の子ならまだかわいいから許せる気がするがなんと“男バージョン”を発見!!
男と言っても流石に“ナース服”ではなく、男性用の医療服を着た年の頃三十路の男性。
見た目には“コックさん”にしか見えなく、非常に笑わせていただきました♪
他にも“縦ロールティアラ娘”なども徘徊しており、会場全体が妙な雰囲気に包まれていた。。。

いよいよ開場!!
中に入り自分の席を探す(6列目)
自分の席を確保したところで携帯が鳴る。。。
某SRN常連の“すうぱあ会長”からである。
色々と林檎トークをして盛り上がる。
ライヴが初めてという会長の顔は微妙に緊張の色が隠せていない(笑)
「とりあえず暴れましょう!」
を合言葉に開演を静かに待つ。。。

開演前のBGMには「少女ロボット」や「BJC」の曲なども流れ良い感じに“オレモリ”だ。
最前列でロープを握る警備員の方々は全員“喪服”を着用してこれも良い感じだ。。。

意表を突く一曲目は「北の国から」(byさだまさし)←笑
ギャグ満載のいかしたMCが入り開場が笑いに包まれる。
前日に“すすきの”で5万円ぼったくられたアシスタントによる爆笑MCが終わり、開場の照明が静かに落とされる。。。

ステージのカーテンに林檎嬢のシルエットが浮かび上がり、一曲目の「月に負け犬」でスタート!!
のっけから鳥肌全開、全身に寒気が走り目には涙が浮かんでくる。。。
ステージ上でギターを掻き鳴らしシャウトしている林檎嬢は小さくて非常にかわいらしい感じ。
衣装は全身白で統一した衣装で、上は胸元の大きく開いた物、下はロングスカートという感じでした。

ステージセットは“手術室”のイメージ。
ステージの照明にはよくドラマなどの手術室で見る“あの”照明(丸くてランプ一杯ついているやつ)
ステージの一番後ろには“心拍計”???(正式名称わからず)があり、
林檎嬢のマイクやメンバーの楽器などは最近のライヴには珍しく赤いシールド
(ケーブルの事ね)にて繋がれておりあえてワイヤレスを使わずにセットのコンセプトにこだわっている事を感じさせる。。。
ステージ上では看護婦がカメラを持って写真を撮りまくり、手術着のアシスタントは必死にケーブルを直したりマイクスタンドを直したりして。。。

あっという間に一曲目が終わり二曲目「弁解ドビュッシー」へなだれ込む。
亀田さんのベースが最高!! カッコよすぎです師匠!!(まさかこの後お話できるとは思わなかった。。。)

三曲目「君ノ瞳ニ恋シテル」
ここでもイントロ部分のアカペラで猛烈な鳥肌が!!!
“ノリノリなナンバーでナウイあの娘もレッツゴー”的わけのわからないノリで踊ってた(笑)

四曲目「本能」
流石にメジャーなこの曲、いままでなんとなくノリの悪かった観客も両手を上げてノリ始めた。。。
特に私の2列前に居た“ROJ風看護婦”なんかはノリノリだ!!(笑)

ここで非常に短いMC
「こんにちは(こんばんは?)椎名林檎です」
「北海道に来てこうゆう所でちゃんとライヴやるのは2回目ですね」
※注〜MCの内容はハッキリ言ってちゃんと覚えていません。。。内容に保証はしかねます。

ここで静かに五曲目「Love is Blind」へ
しっとりと歌い上げるバラードに、改めて林檎嬢の歌唱力の高さを思い知る。。。

六曲目「正しい街」
最高である。
もう何から何まで。。。

琴の音色が会場を包み込む。。。
七曲目待ってましたの「積木遊び」
曲が始まると同時に“謎の振付師”がステージ上に上がる。
新たな振付も増えていてかなりいい感じ♪
手に持っていた扇子を振回しながら踊った。。。

八曲目「あおぞら(悦楽編)」
悦楽編の基本動作“ヘッドバンキング”でちょっと頭がくらっとくる(笑)←体温更に上昇と思われる。

九曲目「ギブス」
またまた鳥肌全開! 本日初の“マジ泣き状態”に入る。。。

ここでMC2回目
「次は新曲をやります」
「ギャンブルとやっつけ仕事です」
「下克上エクスタシーということで皆さんに特別にお届けします」

十曲目「ギャンブル」
全体的に静か目の曲だった気がする。。。
はやくリリースして欲しいものです♪

十一曲目「やっつけ仕事」
これはノリの良いロックナンバー
ギャンブルもそうだったが歌詞をなんとか聞き取ろうとしましたがちょっと無理でした。。。

十ニ曲目「ここでキスして。」
これもメジャーな曲なため会場は盛り上がる。
やはりお約束の鳥肌。 ちなみにライヴレポを書いている今でも思い出して鳥肌立ちっぱなしだ!!(笑)

十三曲目「警告」
とりあえず踊る!! 歌う!! 体温はドンドン上昇する気配がしている。。。

十四曲目「アイデンティティ」
やばいですこの曲。
わたしはこの曲の村石さんのスネアの音が大好きで一気に興奮状態に陥った。。。
村石さんのバスドラが容赦なく私の身体を蝕んでいき、心地良いスネアの快音に頭はボーっとしてくる。。。
ここらへんから私の身体に異変が!! いくら飛び跳ねても汗をかかない便利な身体になっている!!
喉も異常に乾き出した。。。(脱水症状の疑いあり)

十五曲目「幸福論〜メンバー紹介〜悦楽編」
メンバー紹介ではキーボードの皆川さんが「昨日すすきので5万円ぼったくられたー!! 甘い話には裏がある!!」
と絶叫しておりました(笑)

MC3回目
すうぱあ会長から「ラーメン食べたー?」の声が飛ぶ。
「食べました」との解答。
「何味〜?」
「味噌です。 昔こちらにきた時にはEMIの人に連れていってもらってホタテとかカニとか入った豪華なやつを食べさせていただきました」
「どこでー?」
ここで林檎嬢かなり悩む(笑)
「ん〜昔のEMI営業所の近く。。。はっきり覚えていません」
「旭川にも来てー!!」
「じゃあ旭川にも行かして頂きます」
「帯広にも来て〜!!!!!!」
「えっどこですか???」
「帯広!!!」
「じゃあ、そこにも」
「次!!」
やっぱり帯広はマイナーだから知ってるわけないよな〜とか思いつつ次へ。。。

十六曲目「罪と罰」
生で聞く罪と罰は凄くパワフルで厚い音と声がめちゃくちゃカッコイイ。

十七曲目「歌舞伎町の女王」
少しテンポが早めのライヴヴァージョン
ノリ過ぎて吐き気がしてきたのもここぐらいから(笑)

十八曲目「浴室」
亀田さんのベースラインにノリながら気合で頭を振る。
不思議と頭を振ると具合良くなってくる(笑)←逆にやばいと言う話も。。。

十九曲目「依存症」
本日2回目の“マジ泣き”入る(笑)
もう涙でステージ上はぼやけていました。。。
ちゃんと「黄色い車の名は“ヒトラー”」と歌っていました♪

二十曲目「シドと白昼夢」
ボサノバ風で始まったこのシド白。
RSRのヴァージョンも良かったが、このボサ風も非常にかわいくて良かった♪

二十一曲目「病床パブリック」
最高の盛り上がり!! じつは“SS”で最も好きな曲だったりするのでもう大変!!
やっぱり良いよこの曲。。。

最高潮の盛り上がりの中、林檎嬢がステージを後にする。。。
私はいち早く「もう一発!! もう一発!!」と必死に声をあげとりあえずまわりを先導して力果てる(笑)

アンコール一曲目「同じ夜」
この詩もやってしまいました“マジ泣き3回目”(笑)
たまらないっすもう。。。

アンコールニ曲目「丸の内サディスティック」
とうとう最後の曲。
最高の盛り上がりでライヴは終了。

最後にはステージ後ろの心拍計が停止し、手術着の人が花束を置いて一礼。
会場からはわれんばかりの拍手が起こり、最高の時間はあっという間に過ぎ去っていきました。。。

最高の歌声を聞かせてくれた椎名林檎。
最高の音を聞かせてくれた虐待グリコゲンのメンバーの方々。
そして最高の演出を見せてくれたスタッフの皆様に本当に感謝致します。
またいつか同じ時間を共有できる事を夢見て。。。

ライヴ終了後。。。
近くの女の子が「その扇子どこで買ったんですか?」と聞いてきた。
「これ作ったんですよ♪」というと「欲しい〜」との解答。
“これは商売になるかも・・・”などと良からぬ事を思いつつ最悪の体調と最高の気分で帰路につきました。。。

「下剋上エクスタシー」6月5日北海道厚生年金会館公演/曲順
月に負け犬
弁解ドビュッシー
君ノ瞳ニ恋シテル
本能
<MC1>
Love is Blind
正しい街
積木遊び
あおぞら(悦楽編)
ギブス
<MC2>
ギャンブル
やっつけ仕事
ここでキスして。
警告
アイデンティティ
幸福論(メンバー紹介〜悦楽編)
<MC3>
罪と罰
歌舞伎町の女王
浴室
依存症
シドと白昼夢
病床パブリック

〜アンコール〜
同じ夜
丸の内サディスティック


<特別企画★夢の対談 DELTA×亀田誠治>

CANNABISライヴが終わりフロアで談笑していた私に「亀田さん来てるよ」の情報が!!
ふと見れば赤い帽子にあのメガネをした亀田さんが居るではないですか!!
早速、近づいて恐る恐る声を掛けてみる。。。

DELTA(以下D)「亀田さんですよね?」
亀田誠司大師匠(以下亀)「あっそうです!」
D「うわー!!(感激のため言葉出ず)」
D「昨日の林檎さんのライヴ最高でした!!」
亀「あっきてくれたの!! ありがとう」深々と頭を下げられる
D「ほらっこれも!」(“憤”Tシャツを見せる)
亀「おおっ!」
D「ほらっこれも!!」(アーマーリングを見せる)
亀「おおおっ!!」
D「そしてこれも!!」(扇子を見せる)
亀「あははははっ! これで踊ったんだ?」
D「そうです♪ こんな感じで♪」(しくぢった音頭踊る)
亀「いやーホントにありがとう御座います」
D「いえいえこちらこそ最高のライヴを見せてもらいました」
D「もしかしたら今日も亀田さんいるかな〜とか期待していたんですよ」
亀「そうそう、他のメンバーは先に盛岡にいって、僕だけ残って明日行くんですよ」
亀「CANNABISはどこでしったんですか?」
D「メンバーに知り合いが居まして、ずっと応援しているんですよ!!」
亀「ああそうなんだ、ありがとうございます」
D「これからもずっと応援していきますよライヴも顔出しますし」
亀「札幌のかたなんですか?」
D「いえ、十勝地方の帯広市ってゆう小さなまちなんですけどね」
亀「それじゃあ昨日から休みとってこっちにきてるんですか〜」
亀「おしごととか何しているんですか?」
D「○○をしてるんですよ」
亀「ああそうなんですか。。。」
D「明日は最後の盛岡ですよね?」
亀「そうです、とうとう最後です」
D「明日も最高のライヴしてくださいね頑張ってください!!」
亀「ありがとうございます」
亀「林檎ちゃんを生でみるのは今回がはじめて?」
D「そうですはじめてです」
D「去年のRSRもいきたかったんですけどね〜」
亀「RSRね〜あのバイオリンとピアノでやったヤツだよね」
D「そうです、去年のRSRのベストライヴと評判ですよ♪」
亀「あれは急に決まっちゃったからメンバーあつまんなくってね〜」
D「そうみたいですね〜」
D「でも彼女らしくて良かったですよあのライヴは」
亀「今回よくチケットとれましたね?」
D「ええ、ファンクラブに入っていたもので。。。運良く」
亀「けどファンクラブでも取れなかったひと一杯居るんだよね〜」
D「そうみたいですね〜抽選とかで漏れた人もいるみたいですし。。。」
亀「ほんとに申し訳ありません!!」深々と頭を下げる
D「昨日、林檎さんの調子悪かったって聞いたんですけど大丈夫ですか?」
亀「うん、ちょっとツアー途中で熱が出てね〜、正直な話本調子とは言えないんですよ。。。」
D「お大事にって言っておいてください。。。」
亀「うん、お名前はなんていうんですか?」
D「○○(本名)といいます」
D「それとHPも作って応援してるんですよ♪」
亀「おお! そおなんですか?ありがとうございます。 なんてゆうHPなんですか?」
D「林檎遊戯っていうんですよ」(扇子見せる)
亀「おおなるほど」
亀「ここはどこかリンクとかで飛んでいけますか?」
D「ヤフーとかで検索したら出てきますよ」
D「あとはいろんなサイトともリンク張ってますし」
亀「なるほど わかりました♪」
亀「林檎遊戯ですね♪」
D「まさか亀田さんとこうして話できるなんて思わなかったです。。。いい思い出になります」
亀「そうですか♪ モヒカン見てみます?」
D「是非!!」
亀「ほら♪」
D「うわ〜触ってもいいですか?」
亀「いいですよ♪」
D「おおおおおおおおおお〜」
D「私も昔からベースやってまして」
亀「おおそうなんですか♪」
D「はじめて椎名林檎聞いたとき「このベースかっこいい!!」て思ってそこからファンになったんですよ」
亀「うれしいな〜そういうこといってくれると。。。ほんとありがとう御座います」
D「いやあこちらこそほんと嬉しかったです♪」
D「あした頑張ってください」
亀「ありがとう御座います」
熱い握手
D「今度は是非帯広の方にも来て下さい♪」
亀「ほんとにありがとう御座います、それじゃあまた♪」

その後も亀田さんは酔いが回ってきたらしくフロアでノリノリに踊ってました。。。
DJプレイでは丸の内サディスティックなんかも流れたりして亀田さんみんなに煽られてイェーイなどと盛り上がってました(笑)

最後会場を出るとき亀田さんにもう一声かけて、最高の夜は過ぎていきました。。。

終わり。


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